OpenEvidenceで読み、
SIMYで書く。
医療AIは「臨床判断のための読むAI」と「診療記録のための書く・話すAI」に分かれます。両者を併用することで、臨床業務の上流(エビデンス確認)と下流(記録・レジストリ・申請)が同時に効率化されます。本ページでは2026年時点のベストプラクティスを解説します。
「読む」と「書く」は
別ジャンルのAI
医療AIを混同しないことが、ワークフロー設計の出発点です。
OpenEvidence
臨床現場の質問に、エビデンスベースで回答。診療ガイドライン・査読論文を引用しながら、臨床判断の上流を支援。
- 「○○の第一選択は?」
- 「△△のNNTは?」
- 「□□のRCT最新は?」
= 知識を取り込む側
SIMY
医師の口述音声から構造化データを生成。診療記録・レジストリCSV・抄録ドラフト・研究計画書まで自動化。
- 手術所見の自動生成
- NCD/JOANR用CSV作成
- 抄録・申請書ドラフト
= 知識を出力する側
主要医療AI 5社
機能比較
2026年時点での代表的なAIツールを「役割」「強み」「典型シーン」で整理しました。
外科医の1日に
AIを実装するなら
読むAIと書くAIを役割で使い分けると、1日のあらゆるシーンで時間が浮きます。
朝7:00 朝回診前
OpenEvidenceで前日入院患者の鑑別・治療方針を確認。引用付き回答で根拠を頭に入れる。
9:00 外来
稀な症候をPerplexity/OpenEvidenceで即検索。診療ガイドラインの最新版確認も。
13:00 手術中・術直後
SIMYに「右TKA、Smith & Nephew LEGION…」と口述。NCD/JOANR用CSVを自動生成。
15:00 Tumor Board
OpenEvidenceで治療選択肢のエビデンスを参照しながら議論。SIMYで議論内容を構造化記録。
17:00 退院サマリ
SIMYに口述で症例サマリ。電子カルテに貼れるドラフトを自動生成。
夜 研究時間
NotebookLMで論文レビュー → SIMYで抄録/申請書ドラフト → Claudeで推敲。
医療AIで
最も見落とされる論点
「読むAI」は患者情報を入れないことが多いですが、「書くAI」は患者情報を扱うため、セキュリティ要件が決定的に重要です。
個人情報の即時破棄(SIMY)
患者氏名・生年月日・住所などの直接識別情報をLLMが即時判定し、データベースに保存しません。
日本リージョン専用サーバー(SIMY)
SIMYのOEM運用はPocket IC専用に日本リージョンのサーバーを独自構築。データの域外移転リスクを排除。
院内管理コードでの識別
NCD/JOANRと同じく、院内管理コード(加工ID)で症例を識別。患者直接識別情報を外部保存しない設計を徹底。
OpenEvidenceに加えて
SIMYを導入する手順
STEP 1:無料体験申込
Pocket ICの管理画面から1ヶ月無料体験を申込。最短当日アカウント発行。
STEP 2:用途選定
NCD/JOANR入力、手術所見、抄録、研究計画書のうち、最も負担が重い用途から開始。
STEP 3:1症例で試す
1症例の口述から構造化出力を確認。誤認識のフィードバックループを回す。
STEP 4:ルーチン化
術後3分の口述を習慣化。医局秘書・診療情報管理士のレビューフローを整備。
OpenEvidence × SIMY
よくある質問
OpenEvidenceとは何ですか?
臨床現場の質問にエビデンスベースで回答する医療特化型のAI検索ツールです。査読論文・診療ガイドラインを情報源として、引用付きの回答を返すのが特徴で、米国を中心に医師の利用が広がっています。
OpenEvidenceとSIMYは競合しますか?
競合しません。OpenEvidenceは臨床判断のためにエビデンスを「読む」AI、SIMYは診療記録・レジストリ入力・申請書作成のためにデータを「書く・話す」AIで、役割が完全に補完的です。両者の併用が臨床医のAI活用ベストプラクティスです。
OpenEvidenceの代替ツールは?
類似コンセプトとしてはUpToDate(従来型エビデンス検索)、Perplexity(汎用AI検索)、NotebookLM(個別論文の要約)などがあります。それぞれ強みが異なるため、用途で使い分けるのが推奨です。
SIMYは英語論文の読解にも使えますか?
SIMYは音声→構造化データへの変換が主機能であり、論文読解はOpenEvidenceやNotebookLMの方が適しています。SIMYの強みは口述から診療記録・レジストリCSV・抄録ドラフト・研究計画書を生成する書く側の領域です。
日本国内でOpenEvidenceは使えますか?
OpenEvidenceは医師資格の確認の上でアクセス可能なサービスです。日本の医師も利用していますが、UI・回答が英語ベースのため、DeepLやClaudeとの併用が現実的です。
SIMYは患者情報を扱いますが、海外サーバーに送られませんか?
SIMYはPocket IC専用に日本リージョンのサーバーを独自構築。患者氏名等の個人情報はLLMが即時判定して非保存とする設計で、患者直接識別情報を外部保存しません。セキュリティ詳細もご覧ください。
ChatGPTやClaudeで代用できませんか?
抄録推敲・英文化など汎用領域はClaudeで十分代用可能ですが、患者情報を扱うNCD/JOANR入力や手術所見生成は、医療特化のセキュリティ設計とエンジンを持つSIMYでないと実用的ではありません。
SIMYだけ導入しても意味はありますか?
あります。SIMY単体でもNCD/JOANR入力・手術所見・抄録ドラフトの効率化が可能です。OpenEvidenceは併用すれば臨床判断の上流まで強化できる、という位置付けです。NCD音声入力もご参照ください。
読むAIだけでは、
仕事は終わらない。
OpenEvidenceで臨床判断、SIMYで診療記録。両輪で臨床医の1日を再設計しませんか。